このキャンペーンは、一般の方々が地面に落ちた野鳥のヒナに出会った場合の対応を認知していただくためのもので、環境省後援のもと、(公財)日本鳥類保護連盟、(公財)日本野鳥の会、NPO法人
野生動物救護獣医師協会が中心となりご協賛を呼びかけ、企業、団体、行政などからいただいた協賛金をキャンペーンポスターの制作費に充当し、これを各地方自治体、学校、会員の皆様などに広く配布して普及啓発活動を行っているもので、26年継続して実施しております。これまで多くの方々のご支援ご協力により、巣立ちビナへの対応の仕方についての認識が一般の方々にも少しずつ浸透してきていると思われますが、ヒナが巣立つ時期になりますと、未だに「ヒナを拾ってしまったけど、どうしたらいいの?」というお問合せが多くの方々から寄せられている状況下にありますので、引き続きこのキャンペーンを実施することにしました。
令和2年度「ヒナを拾わないで!!」キャンペーンポスターができました!

令和2年度ポスター【表】 令和2年度ポスター【裏】
▲上画像をクリックすると大きくなります
◆令和2年度「ヒナを拾わないで!!」キャンペーンポスター>>PDFデータ
巣立ちビナへの対応
親鳥と比べて羽の色があまりはっきりとせず、尾が短く体も少し小さく見えても、一通り羽が生えそろい、しっかり 立って歩けるようなら、きっと巣立った後のヒナに違いありません。うまく飛ぶことができなくても近くに親鳥がいてヒナに餌を与え続けて、十分に育ったらひとり立ちしていきます。拾って家に持ち帰らず、そっとしてあげましょう。
しかしケガをしていたら、お住まいの都道府県の鳥獣保護を担当している部署に連絡をして、指示を受けてください。
★野鳥は法律で保護されています。国や都道府県などの許可を得ることなく捕まえると「鳥獣の保護及び管理並びに狩 猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」に違反してしまいますので、ご注意ください。

▲スズメの巣立ちビナ